マイホームを購入するタイミングとして、
①結婚した時 ②子供が生まれた時 ③子供の入園や入学 ④転勤・転職
が多くあげられます。
この中で、子どもが生まれる前に購入した方が良いのか、
子供が生まれた後に購入した方が良いのか、
どちらを想定しても、忙しい最中の購入、どちらも大変そう‼ではありますが、
出産前と出産後の購入では、それぞれどんなメリットがあるのかをお伝えしてみようと思います。
①出産前に住宅購入する場合のメリット
・落ち着いてマイホーム探しができる
・新居で落ち着いて子育てができる
・出産前の方が引っ越しの荷物が少ない
・子供の面倒を見ながら物件を探しに行ったり、引っ越しをしなくてよい為、負担が軽減される
・夫婦だけで落ち着いてマイホーム探しができること
・子供の学区や保育園の縛りがない為、購入する物件の選択肢が増える
・地域の生活に慣れてから子育てを始めることができる
②出産前に物件を探す際の注意点
・出産後の生活をイメージしてみる
妊娠・出産は奥様の体調の変化が大きいことと、保育園がすぐに決まらないこともあります。
出産後も夫婦で仕事を続けるつもりが、退職することになった場合等、夫婦2人分の稼ぎありきで住宅ローンを組んでいた場合は、家計の負担が大きくなってしまうこともあります。
・保育園や学校の事情をチェックしておく
エリアによっては、保育園の空きが無かったりすることもあり、保育園探しの難易度の差が大きいです。
出産後も夫婦で働き続けるようであれば、地域の認可保育園の待機児童状況をチェックしてみましょう。
通勤ルートと保育園の送迎ルートをシュミレーションした上で、なるべく負担が少ない場所を選択する方が良いです。
最近は、妊娠中から保育園探しを始める方が増えていますので、早めに行動しても損はないでしょう。
・子育てしやすい立地を選ぶ
スーパーや薬局・小児科・公園が近いと、お子さんができてからの生活が便利になります。
また、市や自治体により、子供の医療費が助成等が異なることから、希望のエリアの市の子育て支援や出産のお祝い金等もチェックしてみてもよいでしょう。
③出産後に購入するメリット
・子供との生活がイメージしやすい
・子供の人数や性別が分かる為、間取りや住居環境を想定しやすい
・子供がある程度大きくなってからの購入の場合、家を汚される可能性が少なくなる
④出産前に物件を探す際の注意点
・産後すぐの引っ越しはやめておいた方がよい
産後1ヵ月は母体への負担と併せて、お子さんの長距離移動が負担となります。その為、産後3ヵ月~6ヵ月くらい余裕をもって、体調が回復してからをおすすめします。
・転校させたくないなら小学校入学前に引っ越しを検討した方がよい
子供がある程度大きくなってからの購入で、転校をさせたくない場合は、学区内での物件探しは、物件の選択肢がかなり限られてしまうことから、お子さんが小学校を入学する前に引っ越しできるように物件探しをすることをおすすめします。
1か所で落ち着いて子育てをしたい方や、
賃貸の場合ですと、家賃がもったいないという観点から、早めに資産形成をしておきたい方は、出産前がおすすめです。
また、出産後の仕事や生活が分かってから具体的に戦略を練っていきたいという方には出産後の物件探しがおすすめです。
なかなか簡単には時期を決められるものではないですが、
ご参考にしていただければと思います。